SUMMER FANCY FOOD SHOW 2019 NEW YORK

1.名称等
SUMMER FANCY FOOD SHOW 2019 NEW YORK
期間
2019年6月23日(日) ~ 6月25日(火)
場所
Jacob K.Javits Convention Center, New York

出展社等
出展企業:54ヵ国約2600社
来場者
来場者数:約48,000人
出展企業
一般社団法人 全日本菓子輸出促進協議会(以下「JAPAN TACOM」)
出展企業:4社
エイワ、ギンビス、天乃屋、ちぼり
参加人員:6名
展示会会場
New York市内タイムズスクエア近くにあり交通の便は非常に良好である。

2.全般
JAPAN TACOMは、上記会員4社の参加出展でもってSummer Fancy Food Show 2019 New York(以下「展示会」)へ出展をした。

本展示会への参加は農林水産省様補助事業として実施させて頂いており、農林水産省様にはこのような世界的に影響力の大きな展示会に参画する際に力強い御後援を頂戴している。

本展示会への出展は、JAPAN TACOMとしては2015年より数えて5回目であり、毎回、有意義な商談が出来ていると共に、世界最大規模の展示会であり世界的な流行のトレンドやバイヤー達が特に近年気に掛けることが多くなった原材料規制等について何が注目されているかの確認を行う事が出来ている。

本展示会はバイヤーオンリーの展示会として謳われており、その完全性を保護するために小売業者、食品サービス、販売代理店、輸入業者、輸出業者などの業界関係者のみ入場でき、当日の入場料金は$95以上と高く、一般消費者を極力排除している展示会である。

地理的位置もタイムズスクエアから徒歩圏内とアクセスは非常に良好で、バイヤー等が来訪しやすい環境にある。

展示会準備日から滞りなく準備をする事が出来、展示会も無事に完了する事が出来た。

以下に展示会の状況及び所見を記す。

3.展示会の様相
❶準備日(6月22日)
展示会出展準備の為、11時頃会場入りをした。いつも揉めることであるがバッジ受領について色々と右往左往してやっと受領、バッジを受け取り展示ブースの作成を行う。
展示物件等の搬入はエスカレーターを使うなという指示のもと、長い距離を歩く端にあるエレベータから搬入した。展示会中の物資運搬はUNIONが受けており米国内はその縄張りが非常に強い。

展示会場内はエアコン等によって温度調節の空調設備もしっかり整っており東南アジア等の展示会とは違い展示商品の高温による溶解などの心配はなかった。椅子・テーブル等の設備チェックを行いポスター・陳列商品・パンフレットのレイアウト確認を実施した。

<ブース位置>
展示ブースは1Fにあり、中央の入口からほど近い場所に2ブース準備した。立地的には申し分ない1Fの展示会場中央という好条件の場所が取れた。これも複数年引続き本展示会に出続けている特典であるとのこと。メンバーになり出続けないとこのような好条件の立地場所は手に入らないとのことである。展示ブース設置中には展示会事務局スタッフが来訪して挨拶をしていった。

<備品等>
申請してあった備品等は問題なく準備してあり、スムーズにブース準備を行う事が出来た。各出展メーカーのポスターはいずれも布製で上部にポールを通し、S字フックで吊下げた物である。各展示棚は、各出展メーカーが工夫をしておりコンパクトに畳める棚、ダイナミックに商品を陳列出来る棚など個々で良く考えブースを作成していた。

本展示会は、先進国での展示会であり会場の防犯及び警備状況が行き届いており商品盗難等の心配は無かったが念のため、ブースに侵入防止用のテープを張り準備を終えた。

❷展示会期間中(6/23~6/25)10:00~17:00
※最終日25日は10:00~16:00

展示会期間中は8:30までに会場入りし展示ブースの確認を行う。
初日は来場者様用試食サンプルを準備し9:30分には最終準備を終え全体朝礼を実施し、参加者に注意事項等を示達して3日間の会期を開始した。

初日9:45分頃、入場口風景 気温29度、日差しも強くとても暑い一日であった。

しかし、バッジを求める入場者は上記写真のとおり奥の受付のところまでたくさんの来客が並んでいた。

アメリカ最大級の食品・飲料品の専門の展示会である為、上記の画像を見ても、とても注目度の高い展示会であると思った。

<試食・商談の様子>

<展示ブース試食・商談の様子>

4.バイヤー等が気にするトレンド
バイヤー等とのコミュニケーションの中で特に話題に出たワードは、「Gluten Free」、「Halal Food」、「organic」である。これらのワードは数年前からのトレンドではあるが、今年も出展社等は展示ブースで全面的にアピールする等押し出しており米国やヨーロッパの市場の市場の流れが上記のワードを中心として動いていると感じさせる内容であった。

また、「Fair Trade」と言うワードも度々目にする事があった。この言葉の包含する意味合いは広く、①使っている資金は犯罪等の資金をマネーロンダリングしたものでなく、②労働者は極端な低賃金、奴隷、低年齢層を使ってない等の意味を持っている。当社は法令を遵守ししっかりした信用のおける会社ですというのが近年大きくクローズアップされてきている。商品自体の品質だけではなく、メーカー等の企業としての体質や管理体制等の良好さも求められている状況が広がっている。

5.所見
展示会開催期間は天候にも恵まれ、入場者は昨年よりも微増ではあったがしっかりとしたPR事業を行えたと感じている。2年前までJAPAN TACOMはJETRO様ブースにて出展をしていたが昨年から自力出展とし、今年で自力出展2年目である。今年も昨季同様2コマを確保し展示会に臨んだ。本展示会は、世界の食のトレンドを知ることができ、自分自身で味わうことできる、専門食品業界の成長を肌で感じる展示会である。

大手メディアからの来訪者も多く、ブースに来たメディアの一人から事前登録は終えていても、入場できるパスを受け取るまでにPRESSルームで30分ほど並んだと聞いた。

また、このような大きな展示会に、参加メーカー4社が試食を行った事によって日本菓子に興味を持って頂くきっかけとなり、昨年よりも試食数を増やした事は良かったと考えている。

各参加会員は上記の通り、試食や商品PRによって得たお客様の反応を見られたと共に課題も多く見付けられた。また、当初予定していたバイヤー様との商談も実施し、試食サンプルの配布も目標を達成できた。

終わりに際し、本展示会参加に関し大きな後ろ盾を頂いた農林水産省様に感謝を申し上げると共に本展示会で見つける事の出来た課題を克服し世界に向けて販路開拓をしていく所存である。