ISM展示会 2020

1.名称等
IMS(INTERNATIONAL SUESSWAREN MESSE)
期間
2020年2月2日(日) ~ 2月5日(木)
場所
ケルンメッセ(ドイツ)

出展企業
一般社団法人 全日本菓子輸出促進協議会(以下「JAPAN TACOM」)
出展企業:5社
参加人員:10名

展示会会場

ケルンメッセ駅を降りて南口入口から入場。南口入口を写す。

2.全般
全日本菓子輸出協議会(以下「JAPAN TACOM」)は、上記会員5社の参加出展でもってISM2020展示会に出展した。SIAL展示会に出展することはJAPAN TACOMとしては初めてである。また、旧JAPAN TACOMの協同組合連合会の60年の歴史においてもドイツのケルンに出展することは初めてのことである。一昨年フランスのSIAL展示会に出展したのがヨーロッパの展示会出展の初めてであり、今次出展をもってEUへの2度目の展示会出展となった。JAPAN TACOMとしては、EUへの販路開拓を着実に進めているところである。

今回の出展は、ヨーロッパへの販路開拓を進めるため契約成果を上げることを主眼として参加してもらいバイヤーに来場してもらうためにメール連絡等の手段を持って事前連絡を密にして来場をお願いした。その甲斐あって当初予定していた各バイヤーには来場して頂いて有意義な商談が出来た。

交通宿泊等に関しては、ISM展示会が実施されるケルン市内ではホテル代が高騰するためデュッセルドルフ市内のリーズナブルな価格のホテルに宿泊し毎日会場まで電車移動した。

ただ、電車は定刻通りに通ってなく、時間には余裕をもって移動しなければならなかった。

一昨年のSIALの時にはパリ市内等で各街角には自動小銃で武装した警官が立って物々しい気配を感じていたが、ドイツではそのようなこともなく比較的治安は良いように感じた。本展示会前から世界的にコロナウイルスが蔓延してきていたためアメリカからはバイヤーの参加にトランプ大統領が自粛を促したため殆ど来てなかった。中国は大きな展示会では、いつも多くのスペースを取って存在感をアピールするが、今回はコロナウイルスの影響で展示会直前に出展するメーカーが大量にキャンセルしたことが話題となっていた。

展示会会期中を通じて大きな事故や金銭・器物等の盗難もなく無事に完了することが出来た。

本展示会への参加は、農林水産省様補助事業として実施しており、大きな後ろ盾を頂いている。

以下に展示会の状況及び所見を記す。

3.展示会の様相
1月31日にJAPAN TACOMの会員達が来る前に先乗りして会場を確認した。広い会場であるし展示会出展も初めてなので出展ブースの位置確認もあったのと遠隔でブースの作成依頼等を実施したので本当に出来ているか不安であったからである。

ブースも作成されており、注文した机等の備品類も揃っていて一安心であった。

❶準備日(2/1)
雨のためホテルから皆でタクシーに乗って会場にサンプル等を運んだ。タクシーの運転手も良く会場の位置を熟知しておりいくつもホールがあるにも係わらず、出展ホールである第5ホールの1階に車をつけてくれたので非常に楽に我々の出展ブースまで荷物を運ぶことが出来た。

ポスターの掲示を実施しサンプル・カタログ等を準備しブースの整理等を実施した。

❷展示会期間中(2/2~2/5)

昨日の準備日に一旦レイアウト確認のため陳列したが、盗難防止のため、ロッカー等に収納して帰った。再度レイアウト

<展示会の様相>

5日最終日に時間となりお疲れ様でしたの掛け声とともに散会とした。

4.バイヤー等との商談等について
❶バイヤーとの商談風景等

❷バイヤー所見
バイヤー等と商談していて感じたことや言われたことは以下のとおりである。

①例年言われているが賞味期限の延長
②FSSC22000等の品質管理の国際ルールの取得
③商品ラベルの現地語化
日本の文字を並べても全く分からない。英文ないしはドイツ語にするくらい真剣に取り組んでほしい。
④Halal 製品を欲しがるサウジアラビア等の中東諸国からのバイヤーが多かった。

❸その他
展示会場内で目についたロゴの言葉は以下のとおり。

Non-GMO:遺伝子組み換えでないもの。
Organic:自然食品

そして最も驚いたのがCANNABIS(大麻)やCBD(大麻素材)が大手を振って出展されていたことである。アメリカでも驚いたがドイツでは売買は禁止であるが所持は問題なく、購入はオランダで買ってくる者が多いそうである。
アメリカで合法となって世界的な流れになりつつあるが、日本では違法であり誤って持ち込まないように注意が必要である。

5.所見
ヨーロッパにおける展示会への参加は本展示会への参加で2度目である。本展示会はケルン市にあり、ケルンメッセで行われる同展示会場は6ホールに菓子という単一商品でもってする巨大な展示会で、参加する国々も多く会場も非常に広かった。なお、交通手段としてケルンメッセに行くにはデュッセルドルフ市やケルン市から鉄道を使って移動することが通常の移動手段である。ドイツは鉄道網が良く発達していて利用客も多い。ただ、時刻通りに動く電車が少ないことやチケットの購入に付き複雑な割引制度があることには留意を要する。

来場するバイヤーも全世界のバイヤーが集まって来ていたが、その中でもドイツは元よりロシア、ベラルーシ、ハンガリー等の東欧諸国やエストニアのバルト三国、スペイン、イタリア、チュニジア、モロッコ、サウジアラビア等のバイヤーが多く、従来お話したこともなかった国々のバイヤー等との商談が出来て日本産お菓子への関心の高さを知ることが出来た。

なお、アメリカからの参加はコロナウイルス問題によって大統領から御法度のお達しがあったため、アメリカからのバイヤーはほとんど姿を見なかった。また、中国からの出展も直前にキャンセルがあったため、いつもの中国国旗を掲げた中国ブースは全くなかった。

本事業には30㎡の広さのものが標準として小間割りされており、5社でもゆったとした感があった。

また、日系の現地商社及びショップ関係のバイヤー等も多数来場して頂いて販路開拓の進展に大いに期待が持てた。

本展示会は農林水産省補助事業として参画させて頂いた。

今後も日本の安心安全で美味しいお菓子の販路開拓に取り組んでいく所存である。